アップルサイダー
アップルサイダーを作ってみた。
サイダーとは言うものの、しっかりとアルコールが入っている飲み物。
リンゴジュースの炭酸入っててアルコールまで入っているやつね。
まず、りんごを買いに行く。
激安の1kg 69セント(55円)
なので10㎏購入。個数にしてだいたい60個、お値段550円。
このリンゴの芯を取り、ミキサーでガシガシ粉砕していく。
結構あるから大変だ。
フジはいいリンゴ。ニュージーランドでも人気。
オークションサイトで$5(400円)で買ったミキサー。
既に多くの部分が故障している物の、現役。
このぐらい細かくしてタンクにためていく。
道具は消毒してから使いましょう。
もちろんこのタンクも消毒してある。
ちなみにこのタンクには溶かしたブラウンシュガー500gも入っている。
リンゴの汁をある程度鍋にとり、砂糖を入れて溶かしたものを
再度戻している。
そこにイースト菌を入れる。
どこの家庭にもあるサイダー用のイースト菌を5g使用。
9gで23リットル用だったから、こんなもんじゃね?ぐらいの5g。
もしたまたま切らしていたら、シャンパン用でもOK。
それもなかったら普通のイースト菌を使ってOK。
りんごは糖分は多いけどイースト菌が必要としている栄養が
非常に少ないので(多分)、
どこの家庭にもあるイースト菌の栄養剤を使用。
1Lにつき10gだったかな。なければないでOK。
他にもりんごの表面についている野良酵母を殺す薬、
僕はいれないけどいれるときれいに発酵するはず。
タンクは20℃~26℃あたりをキープしておけばOK。
この温度で1週間待って、その後ボトル詰めして完成。
発酵が始まれば、発生した二酸化炭素でリンゴの具が上に行って
ジュースと具が分離するので、一日一回かき混ぜてあげた方がいい。
はじめに
ニュージーランドでお酒を作っています。
日本だとアルコール度数1%以上の飲み物を作成するのは違法。
でもこの国は、自分たちで消費する分はどれだけでも作っていい。
だから多くの人が気軽にお酒を作っている。
一番多いのはビール。
男たちはビールを作っては自分のビールを自慢する為に集まって、
みたいな話をよく聞くけど、実際に見たこともないし聞いたこともない。
ただ、かなりの人が作っている。
ニュージーランドはクラフトビールが盛んで、
クラフトビール専門店が各地にある。
多分趣味の枠を超えた男たちが仕事にしちゃった系だ。
次はジンジャービアとサイダーかな。
ジンジャービアは日本でいうジンジャエールみたいなもの。
そこにアルコールが入っている。
サイダーは日本語だと炭酸ジュースって感じだけど、
アルコールが入った果実系のお酒。
普通に真面目そうな眼鏡かけたおばさんが作っているぐらいのもん。
日本で言う味噌作ってます!みたいな。
最後にワインとウイスキー系の蒸留酒。
ニュージーランドはワインづくりが盛んだからワインがすごく安くて美味しい。
だからあまり作る人はいないんだけど、こだわっている人はよく作っている。
蒸留酒は蒸留器がいるので手を出しづらいけど、
自分で作るようになると非常に安価で飲めるから酒好きは作っている。
そう、手作りするとすごく安くなる。
ビールも一本40円しなくなって、水よりも安くなってしまう。
さあ皆さん、ニュージーランドにカモン!